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Talk About Networking

 スローな経済とIT(Information Technology)投資 (04/15/2003) 2,3年前を絶頂期としたITバブルの時代から、IT不況の時代の真っ只中で、日本もアメリカも大変苦しんでいます。インターネットが、産業革命を起こしたということは間違い無い状況で、IT業界は、まだスローな状況が続いています。これは企業の投資活動の停滞と、インターネットそのものを生業としているキャリアやISP(インターネット・サービス・プロバイダ)の設備投資も一時停滞が続いていたからですが、これも段々と解消されつつあり、特に生き残りを掛けて、新しい分野や他との競争に打ち勝つための努力をしはじめた企業は、 思い切った設備投資をはじめています。

 ITの世界での常套句として、企業ブランドの浸透、得意とする本業への集中というキーワ ードがありますが、これからは、これらの裏返しとして、IT投資そのもののコストをさらに 厳しく評価する姿勢が企業に求められています。残念ながら、長年、ネットワーキング分野のベンダーとして、SEやマーケティング活動をしてきた経験で言えば、IT設備ほど、ドンブリ勘定的な投資を強いてきた分野はないのではないかと思えます。その原因の最大のポイントは、IT、特にコンピュータのネットワーク部分でのトラフィックや性能に関わる評価が、ベンダー側、ユーザ側で厳しく査定出来なかったという背景があります。つまりこの部分の厳しい評価が求められているというわけです。

 一旦バブルで潤ったIT業界も、優秀な人材とノウハウを持ったところだけが生き残る時代になってきました。それは有名かつ大きなIT企業でさえ、人材枯渇と年老いてセンスを持てない経営体質の悩みから抜け出れない状況で、いつまでも力ずくの営業では、やっていけない状況になっているわけです。

 大IT企業に任せて、古臭い陳腐なシステムを安心して動かすか、新しいノウハウやセンスをベンチャー企業に任せるのか、ユーザ側は、経営としてのIT投資を判断する時代になってきているのかもしれません。ITに関するコンサルティングの重要性が増している理由もここにあると考えています。


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